【DM思考置き場】特殊ゲーム｢神のささやき｣
こんにちは。
最近考えてたデュエマのルールについて書き起こします。
もちろん使うのはデュエマのカードですが、ルールはデュエマとほとんど関係していません。
■ざっくりとしたルール
□参加人数
3~6くらい？
□初期状態
・タワーデュエルみたいに共有の山、
そして各自シールド5枚、手札6枚の状態でゲーム開始。
・墓地は全員共有。
・マナゾーンは存在せず、全てのカードはプレイする際のコストを必要としない。0マナ。
□ターンの流れ
先行プレイヤーから時計回りにターンを進める。
①まずドロー。
②そして手札にある呪文または起源神をプレイする。どちらからでもプレイしてよい。
｢呪文も起源神も自身のターンに1枚だけプレイ出来る｣
つまり、起源神をプレイ→呪文プレイし出したばかりの起源神をバウンス→再び起源神をプレイ…は出来ない。
ただし、踏み倒しは上記の限りではない。
下記のカードプールであれば、インフェルノゲートをプレイすると手札からの起源神のプレイと合わせ1ターン中に起源神を2体出せる。
何にせよ、
｢毎ターン、自身のターン終了時までに起源神を1度でも場に出す｣
そして、
｢自身の場に同名の起源神を2体以上出してはいけない｣
1度でも起源神を出していれば問題無いので、起源神を場に出した後バウンスや破壊しても後述のペナルティは無い。
また、場に出ている神をバウンスして出し直してもペナルティは回避出来る。
③エンド
起源神ニュートロンや起源神クォークがリンク状態であればここで効果を処理。
因みにニュートロンのシールド回収効果はトリガーになった起源神以外のSトリガーカード(下記のカードプールであればサイクロン･パニックだけ)もコストを踏み倒せる。
メインステップで神を出せていなくても、ここのタイミングでのニュートロン効果で神を踏み倒せばペナルティは起きない。
④パス(ペナルティ)
③の時点でターン中起源神を場に1体も出していなければ、ペナルティとして自身の盾を裏向きのまま2枚選び、1枚を自身の手札に加え、もう1枚を場に出ている起源神が一番少ないプレイヤーに裏向きのまま渡す。
(加えたカードのSトリガーは使えない)
一番少ないプレイヤーが複数人いれば誰か好きな人に渡し、自分が一番少なければ2枚とも自身の手札に加える。
手札に場に出せる起源神がいる状態でもわざと出さずにペナルティを受ける事は可能。
また、場と手札で神がダブついてる状態になってもペナルティ時にそれを宣言する必要は無い。
上記が自身のターンの一連の流れ。
｢アタックステップ｣は無い。
ただ、手札補充や相手への妨害を行いつつ起源神を揃えていくルール。
シールドはあるものの、あくまで起源神の効果とペナルティの為のものであり、プレイヤーを殴る場面は無い。
デュエマのカードを使うデュエマでないゲーム。
□場のゴッドについて
通常のデュエマ同様のルール。
指定のリンク同士であれば出す時にゴッドリンクする。
エレクトロン･ニュートロン･プロトンみたいにどれもくっつかない状態であればそれぞれ1体ずつの扱いになる。
リンク時の除去に際しても、持ち主自身がどの神を残しどの神を除去させるか選べる。
カード除去の場合も通常と同様にゴッドリンクの除去回避が出来ず指定の神が除去される。
□山札切れが起きたら…
・墓地にあるカードを裏向きにしてシャッフルし、それを新しい山札としてゲームを継続する。
・複数枚ドローor墓地肥やしの途中で山札が切れた場合でも、途中で山札回復の処理を挟む。
・山札切れによるペナルティ等は無い。
□勝利条件
・自分の場に名前の異なる起源神6体を揃える。
・自分以外のプレイヤーが敗北する。
□敗北条件
・パスを行う際にシールドが1枚以下。
初期シールド枚数のままであれば3回目のパスで負け。
プロトンで1枚シールドを増やせば3回はパス出来るという事。
･他のプレイヤーが起源神を揃えた。
□ラウンドについて
上記の勝敗条件になるとゲーム時間があまりにも短いと思うので、例えば1試合5ラウンドとして、1ラウンドごとの成績によって点数を振り分け、5ラウンドで最も合計点数が高いプレイヤーが勝利というスタイルにするのが一番いいかもしれない。
この辺りはどう配点するか決めていない。
■用いるカード
山札 計 100枚
起源神6体 6セット36枚
｢神核アトム｣
｢起源神ニュートロン｣
｢起源神プロトン｣
｢起源神レプトン｣
｢起源神エレクトロン｣
｢起源神クォーク｣
呪文 9種類を6セット54枚
｢インフェルノ･ゲート｣
｢バブル･トラップ｣
｢ライク･ア･ローリング･ストーム｣
｢ポカポカ･ハンマー｣
｢マインド･リセット｣
｢エニグマ･カスケード｣
｢エナジー･ライト｣
｢超閃奥義 ヴィルヴィー･スパイラル｣
｢ブレイン･ストーム｣
ピン差しの呪文 10種 10枚
｢サイクロン･パニック｣
｢ファイナル･ストップ｣
｢策略の手｣
｢ブータン転生｣
｢デビル･ドレーン｣
｢金色証明｣
｢龍素知新｣
｢スクランブル･タイフーン｣
｢堕呪 ウキドゥ｣
｢陰謀と計略の手｣
6セットというのは思いつきです。
起源神が6体なのと、6人くらいでやるならこれ位の枚数でいいかなって思っただけなので。
｢神核アトム｣
起源神デッキの核。アトム以外のゴッドがいればG0で出ます。
と言うのはデュエマルールでのお話で、このゲームでは起源神6体の中で一番使い所の無いカードと化しています。
｢起源神ニュートロン｣
下半神その1。
このゲームでもデュエマでも一番重要なカード。
どこか隣とリンクさせるだけでエンド時にシールド回収で手札補給&後続展開してくれます。
ただやみくもにシールド回収するとペナルティの存在から自分で首を絞める事に。
実は起源神の紅一点。
そして中々のダイナマイトボディ。
｢起源神プロトン｣
シールドを増やしてくれます。ニュートロンとの相性は良く、ペナルティによる敗北のリスクを少し下げてくれます。
｢起源神レプトン｣
下半神その2。シールドの起源神にSトリガーを付与します。真っ先にエレクトロンと組み合わせたいクリーチャーです。
｢起源神エレクトロン｣
ドローを2倍にしてくれる神。その代わり2ドローの度1枚は手札を捨てないといけませんが、こいつを出してドンドンパーツを掘り当てましょう。
墓地肥やし要員、そしてグレイブディールの火力強化として青黒のカワハギ･ジャケットデッキを組んだ時に個人的にお世話になりました。
｢起源神クォーク｣
下半神その3。ニュートロンによる手札補給を更に加速してくれます。
呪文
｢インフェルノ･ゲート｣
唯一のリアニメイト呪文。
墓地肥やしやハンデスで落ちた神を持ってきます。前述の通りゲート+手札からのプレイで神を1ターンに2体出せます。
このゲームでは墓地はプレイヤー間で共有しているので、他人が落とした神も自分の物に。
｢バブル･トラップ｣
キャントリップ呪文。相手の神を除去します。ついでに手札補給も。
Sトリガーこそ使えないものの、クォークのリンク時効果が使えます。
｢ライク･ア･ローリング･ストーム｣
墓地肥やし&墓地回収。起源神を集めてきます。
｢ポカポカ･ハンマー｣
ランダムハンデス。呪文を落とせたら1枚ドロー出来ます。
マインド･リセットと違うの起源神を落とす事も可能です。
｢マインド･リセット｣
ピーピング呪文ハンデス。厄介な呪文を引き抜きつつ、神パーツの把握をしましょう。
｢エニグマ･カスケード｣
そろそろ再録してくれカード。 いらないカードをまとめて捨ててしまいましょう。捨てたカードで神パーツを把握されないように。
｢エナジー･ライト｣
シンプルに手札を増やせます。
｢超閃奥義 ヴィルヴィー･スパイラル｣
自身のクリーチャーを対象にすると1ドロー出来るバウンス呪文。相手の神をバウンスして時間稼ぎしたり、自身のプロトンをバウンスしてシールド追加を使い回したり。
手札に神が無い場合に、前ターンから既に場に出ていた神をバウンスしプレイする事でペナルティを回避する事も。
｢ブレイン･ストーム｣
3枚掘って2枚戻す。必要なカードを引き込みつつ隣のプレイヤーに無駄なカードを押し付ける事が出来ます。トップを操作しプロトンでトップの起源神をシールドに→エンド時にニュートロン&レプトンで踏み倒しといったテクニックも使えたり。
ピン差しの呪文はこのゲームでは強めの効果を持つものばかりにしました。
｢サイクロン･パニック｣
全員の手札をめちゃくちゃにします。処理としては各自手札を数えてから一斉に山札に戻して配っていく感じ。いい感じの手札がめちゃくちゃになったり、逆にピンチの際に欲しかったカードを引いてこれたりするかも知れません。1枚でいいのか、それとも2枚以上入れた方がいいのか。
因みにこのリスト唯一のSトリガー呪文なのでニュートロンで捲れたら踏み倒して使えます。あまりにもニュートロンで呪文を踏み倒せてしまうのも考え物なのでSトリガー呪文はほとんど採用しないようにしました。
｢ファイナル･ストップ｣
プレイヤー1人の呪文を封じます。
｢策略の手｣
ピーピングハンデス。マインド･リセットと違い起源神もバッチリ落とせます。
｢ブータン転生｣
ダブついた神を生贄にし、欲しい神を引っ張ってきます。
数少ないサーチ呪文であり、ドロー呪文に対して欲しいカードを高確率で引っ張って来れます。
｢デビル･ドレーン｣
やけくそ呪文。ペナルティのリスクを抱えつつも豪快に手札補給が出来ます。
｢金色証明｣
神の天敵であるカード除去。
何枚ゴッドリンクしていようが的確に単体を撃ち抜きます。
これは重要なパーツに的を絞った｢トーチング･パニッシュ｣に変えてもいいかも知れません。
｢龍素知新｣
墓地の呪文を再利用。ピン積みの呪文を再度撃ち込めます。
｢スクランブル･タイフーン｣
豪快に山札を掘ります。
｢堕呪 ウキドゥ｣
盾ピーピング焼却。とりあえず相手に撃って盾の起源神を落としたり、自身の盾を操作したり。
これも｢ハッピーとラッキーの一撃｣あたりでいいかも知れません。
｢陰謀と計略の手｣
バウンス&ハンデス。相手の計算を大いに狂わせます。
■さいごに
このゲームの仮題｢神のささやき｣の元ネタは、(ルールは大きく違えど)同様に違う種類のカードを6枚揃えると勝ちになるボードゲームのタイトルから持ってきました。
何となく思いついたゲームの上に、要求するカードの枚数もプレイヤー人数も多く誰ともテストプレイをしていません。
なので、プロキシで一度組んでみて面白いかどうかチェックしてみたいと思います。
間に合えば今度のDMGPにて会場にプロキシを持ち込むつもりなので、誰か遊んで下さい。
あと、今回もDMGPのユーザー出展スペースで日焼けカードを展示しておりますので、良かったらそちらも宜しくお願いします。
